ふたりからひとり 読書
前書、『ときをためる暮らし』からこのお2人のファンになりました🥰
でた書籍は全部読んでいます。
お2人の生活は『人生フルーツ』というドキュメンタリー映画にもなったんですよ😊
今回読んだ本はしゅういちさんが亡くなってから、1人になった英子さんが語るように書かれた本です。
本書はしゅういちさんが亡くなる日の事から書かれていますが、しゅういちさんが残してくれたものと一緒に丁寧な暮らしを続けていく様子がとても心穏やかにさせてくれます。
しゅういちさんは英子さんが暮らしやすいように日々色んな工夫をしてきました。本を読んでいくと、物だけではなく、生きてきた証を沢山英子さんに残しています。
しゅういちさんが残してくれた愛と思いやりに包まれて1人自宅を守っていく英子さん。
人って、こんなに温かくて逞ましいのだなぁと感じます。
地に足のついた生活。昔は普通だった事が、今はとても難しく感じる世の中。愛知県春日井市のここには、その生活がなされています。
以下、人生フルーツ公式サイトより🍋🥭
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。